M様からのお問合せは、中古一戸建の物件でした。
初めてお会いした時、M様がこんな話をされました。
「これまで、色々な住宅を見たり、沢山の不動産業社の話を聞いたりして、自分が理想としている家が分からなくなってしまった。」とのこと。
実際にお問い合わせを頂いた物件もM様のご予算とは、かなりかけ離れた金額の住宅でした。
M様のような状況は、何年もの間ずっと住宅を探されている方に良く見受けられるケースです。
実際に同業他社様の物件も含め複数の物件をご案内させて頂きましたが、「これだ!」と、ピンとくる理想の住宅にはなかなかめぐり会えませんでした。
私は定期的に連絡を取りながらも、M様自身がもう一度自分自身が理想とする住宅の考えを整理する期間が必要だと感じていました。
それからしばらくしたある日、M様から「気になる住宅があるのだけど見学出来ませんか?」というお電話がありました。
その物件はM様が希望している1つ1つの条件が整っていて、今まで見た中で一番気に入っている様子でした。場所・金額・大きさ・間取りと何一つ申し分なかったのですが、ただ1つだけ大きな問題がありました。
全面リフォームが必要だと言う事です。
M様はリフォーム資金を現金で準備しないといけないと思い、これ以上現金の準備が出来ないという理由で、諦めかけていました。でも、条件もピッタリで、M様お気に入りの住宅だったので、このまま諦める事はM様にとって良い選択ではないと思いました。
そこで色々相談していくうち、資金的な余力を感じたのでM様に「リフォーム資金も銀行から借りるのはどうですか?」と提案しました。
リフォーム資金の借り入れが出来ることを知らなかったM様は、とても驚かれていました。
リフォームローンについて一つ一つご説明させて頂き、納得・決断し、そして遂に夢のマイホームを手にすることが出来ました。
リフォームも無事完了し、マイホームへ引越し、楽しそうに生活されているM様とそのご家族の顔がとても微笑ましかったです。